日米を拠点とする中村健吾とニューヨークを拠点とする白崎彩子によるジャズユニット、Duo Awaken。淀みなく溢れ出る美しい旋律、躍動するグルーヴ感、瞬間に織り成す音の対話をお楽しみ下さい。
白崎彩子 (ジャズピアニスト)
5歳でクラシックピアノ、10歳より父の影響でジャズピアノを始める。中学生の頃からクラッシック、ジャズのコンテストで頭角を現し、東京芸術大学音楽学部ピアノ科に進む。卒業後、ジャズピアニストとして都内近郊で活動、その後ジャズピアニストへの道を極めるため’97年ニューヨークに渡り、マンハッタン音楽院大学院を首席で卒業。大学院ではケニー・バロンに師事する。現在は2人の子供を育てながら精力的ピアノソロやピアノトリオで演奏活動中。最新アルバム「Some Other Time」では”あんたがたどこさ”や”与作”のジャズバージョンを収録、日米の聴衆から高い評価を得ている。
幼児音楽教育にも力を入れ、ニューヨークで「さくらミュージックスクール」を開校、ピアノレッスンの他、乳幼児向けの音楽クラスなど、若手音楽家の育成にも力を注いでいる。www.ayakoshirasaki.com
中村健吾(ベーシスト、コンポーザー)
大阪市出身、1991年、バークリー音楽大学卒業後、ニューヨークへ移る。
1997年、ウイントン・マルサリスが音楽監督を務めるリンカーンセンター・ジャズ・オーケストラに参加。マルサリス・カルテットのメンバーとして、クリントン前大統領主催のプレジデント・サミットで演奏する。1998年、サイラス・チェスナット・トリオに加入。
2000年、渡辺貞夫カルテットツアーに参加。2001年、小曽根真プロデュースのデビューアルバム「Divine」(Verve) を発表。グラミー賞にノミネートされたマルサリスのアルバム「Live at the House of Tribes」(Blue Note) では、クインテットのメンバーとしてライブレコーディングに参加。小曽根真率いるビックバンド「No Name Horses」のメンバー。
2016年5月、8枚目のアルバム「Beyond The Horizon」(78 label)をリリース。