海外でオーケストラ活動を続けている徃住めぐみと、ソロ・室内楽を中心に多方面で活動中の手島絵里子&神野佳美。
~個性豊かな3人の演奏家による弦楽トリオの古典・ロマン派の名曲のひととき~
◇往住めぐみ(とこすみめぐみ) ヴァイオリン
和歌山市出身。父は音楽教育の教授、母はピアノ教師という音楽一家に生まれ、
両親から音楽の手ほどきを受ける。ヴァイオリンを根来寛子、山岡耕筰氏に師事。
高校卒業後、1987年ウィーン国立音楽大学入学、1998年同大学院院修士課程修了。
オーフォード芸術センター、C.M.ツィーラー財団より奨学金を受ける。
オーストリアやチェコ共和国を中心とする中央ヨーロッパ諸国に約25年滞在したのち、
約2年間南アフリカやブラジルなどのオーケストラでも音楽活動をおこなう。
主にシュテュットガルト室内管弦楽団、ベルゲン・フィルハーモニック管弦楽団(ノルウェー)、
フラデッツ・クラローヴェ・フィルハーモニックオーケストラ(チェコ)において
ラファエル・フリューベック・ドブルゴス、クリストフ・ベンデレツキ、ドミトリー・キタエンコの指揮下で演奏。
2009年映画『のだめカンターピレ最終楽章』のウィーンロケにてオーケストラのメンバーとして出演。
2015年5月に拠点を日本に移し、ソリストとして活動するかたわら、音楽教室等にて教鞭をとっている。
◇手島絵里子(てしまえりこ) ヴィオラ
同志社女子大学学芸部音楽学科ヴァイオリン専攻卒業後、同大学特別専修生修了。
卒業後、本格的にヴィオラに転向。西宮市大学推薦音楽演奏会、兵庫県新人演奏会に出演。
これまでに、ヴァイオリンを蓮江久美子、上月恵、亀田美佐子、ヴィオラを竹内晴夫の各氏に師事。
木野雅之、ライナー・モークの各氏のマスタークラス修了の他、
ヤナーチェク音楽院サマークラスにてボフミル・スメイカル氏、
パイヤーバッハ国際夏期アカデミーにてジークフリート・フューリンガ一氏のレッスンを受講。
現在はソ口、室内楽等のクラシック以外にも様々ジャンルのアーテイストの
ライヴやレコーディングヘ参加する等、幅広い演奏活動を行っている。
◇神野佳美(かみのよしみ) チェロ
4歳でヴァイオリンを始め、9歳でチェロに転向。
東邦音楽大学付属東邦高等学校を経て、東邦音楽大学音楽学部卒業。
チェロを藤森亮一、斉藤章一、マーティン・スタンツェライトの各氏に師事。
現在、音楽教室で後進の指導にあたるほか、室内楽・ライブ・レコーディングなどで活動中。