第1ステージではクライスラーの小品や日本の歌など、耳馴染みの良い作品でお迎えします。続く第2ステージでは聞き応えのある2曲のヴァイオリン・ソナタをお楽しみください。演奏者自身による作品に関するお話も交えながらのデュオ・コンサートです。
神戸市出身。東京芸術大学卒業。卒業時に同声会賞を受賞する。同大学大学院弦楽科修士課程および室内楽科後期博士課程を最優秀の成績で修了。音楽学者藤本一子氏の指導を受け、学位論文「ローベルト・シューマン《ヴァイオリンソナタ第3番イ短調》WoO2 作品論」にて博士号(音楽)を取得。第53回全日本学生音楽コンクール高校の部第1位。札幌六花亭ホール、大阪いずみホール、旧東京音楽学校奏楽堂などでリサイタルを行う。弦楽四重奏ではリゾナーレ室内楽セミナーにて奨励賞、ハイドン賞、最優秀賞の緑の風音楽賞を受賞。松尾学術振興財団に音楽助成奨学金を授与される。またQuartett Humoreskeとして、東京芸術大学とウィーン音楽演劇大学の共同プロジェクト「haydn total」に参加し、ハイドンの弦楽四重奏曲の録音を行った。JTが育てるアンサンブルシリーズやリゾナーレ音楽祭など、各地で演奏活動も行っている。ヴァイオリンを木田雅子、田村知恵子、宋倫匡、ジェラール・プーレ、岡山潔、松原勝也の各氏に師事。東京芸術大学大学院室内楽科非常勤講師を経て、現在お茶の水女子大学文教育学部常勤講師を務める。
熊本県出身。東京藝術大学音楽学部附属音楽高等学校、
これまでにピアノを竹下千晴、井上直幸、竹内啓子、御木本澄子、
【第1ステージ】
クライスラー:愛の喜び
クライスラー:ベートーヴェンの主題によるロンディーノ
アイルランド民謡/クライスラー編曲:ロンドンデリーの歌
山田耕筰:からたちの花
山田耕筰:荒城の月
モーツァルト/クライスラー編曲:ロンド(「ハフナー・
サン=サーンス:ハバネラ 作品83
【第2ステージ】
フォーレ:ヴァイオリン・ソナタ 第1番 イ長調 作品13
ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ 第8番 ト長調 作品30-3